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雨蛙号、キャブレター清掃 [2CV6]

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今日はやっと重い腰を上げて雨蛙号のキャブレターの清掃、そして脚周りのグリスアップなぞ。

雨蛙号のキャブを外すの初めて。ここのところスロットルが張り付いてクルーズコントロール状態だったのを直したかったのと、装着ジェットの番手を確認したかったのだ。



さて、外しに掛かろう。例によってマニフォールド上の取り付けナット12mmを緩めるのに、スペースをつくるところから始めなくては。エアクリーナーボックスとオイルフィラー、スロットルワイヤー、チョークワイヤー、引きバネを外してから、ようやくアプローチ。4本ともしっかり締まっていて、ここは問題なし。

インマニ上のベークライト板もきれい。ただし、紙ガスケットが傷んでいた。ずいぶんとガソリンを吸い込んでいた様子。時間があまり無いのでキャブ本体はざっと拭くだけ。上下分割部のガスケット交換のため、フロートを外そうとしたが、ピンが上手く抜けずに一苦労。以前にもOHしたらしき形跡があるのだが、フロート支点のピンがやっつけられていた。ピンも抜けてなんとかガスケットも交換出来たから良かった。フロートレベルを見てみたら、あらら22mmほどになっているではないか。ヘインズを取り出して18mmに設定。

で、ジェットの番手。何の因果か、これまで手元に来た2CV6は全部'87モデル。前に乗っていたクルマのジェットと違いがあるのか?結果はプライマリ:102、セカンダリ:90、アイドル:38という前のクルマと同じ番手であった。ジェットは詰まりもなく、きれい。フィルターもきれいだったし、フロートルームにもほとんどゴミは無かった。

最後にプライマリ側バタフライを外して、シャフトを磨く。バタフライプレート(?)も外したついでに磨く。ホントはもっとピカピカにしたかったなぁ。シャフト磨きは次回への宿題となった。

さぁ、後はひたすら組んでいくだけ。スロットルワイヤーが伸びてるなぁ。12mmのナットもしっかり締めて、と。ガスケットキットに入っていたOリング、全く使えなかったのだが、あれはどこに入れるのでしょう?<識者の方、ご教授ください。



組み上がったところで、キャブにふたをして燃料を呼び込んでエンジン始動。アイドルミクスチャーをちょっと調整して、お?アイドリング下げられるぞ。日没までもう少し、グリスアップも済ませてテストラン。クルコン状態は無くなり、非常にスムーズなエンジン回転の上昇・下降が戻って運転しやすくなった。残念なのは、伸びたスロットルワイヤーのせいで、全開にならず最高速が遅いこと。あー、また出費だ(笑)。
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